仕事が忙しかった。
冬の間ほとんど乗らなかった。
数か月、あるいはもっと長く車庫に置いたままだった。
久しぶりにバイクへ乗ろうと思ったとき、エンジンがかかればそのまま走り出したくなります。
でもH.S factoryでは、エンジンがかかった=すぐ安全に走れる状態とは考えません。
止まっている間にも状態は変わる
「何か月なら大丈夫」と期間だけで線を引かない
同じ半年でも、屋内で適切に保管されていた車両と、雨風や湿気の影響を受けやすい環境に置かれていた車両では条件が違います。
また、保管前にどんな整備をしていたか、燃料やバッテリーをどう管理していたかでも再始動時の状態は変わります。
そのため、期間だけで「まだ大丈夫」「もう危ない」と決めるのではなく、止める前の状態と、止めていた環境、現在の状態を合わせて見ます。
タイヤの空気圧。
バッテリー。
燃料。
オイルやフルード。
チェーン。
ブレーキまわり。
長期間動かしていない間にも、確認したい部分があります。
最初に見るのは「走る・曲がる・止まる」
目で見えるところから、無理なく確認する
タイヤの空気圧やひび、液漏れ、チェーンの錆や乾き、レバーやペダルの動きなど、まず外から分かる変化があります。
ブレーキが引きずっていないか、ハンドルや操作系に不自然な重さがないかも確認したいところです。
エンジンが始動しても、こうした基本部分に異常があれば、先に整備が必要です。
タイヤに異常がないか。
ブレーキが自然に動くか。
操作系に引っかかりがないか。
液漏れなど気になる変化がないか。
久しぶりの一走目だからこそ、基本部分から見ておきたいところです。
状態に自信がないなら「乗って確かめる」を最初の確認にしない
長期間動かしていなかった車両で、タイヤやブレーキ、燃料系などの状態に不安がある場合は、いきなり公道を走って確認する必要はありません。
特に保管期間が長い、以前から不具合があった、液漏れや強い固着感があるといった場合は、走行前に点検する方が安全です。
久しぶりだからこそ、最初の一走を点検代わりにしない。安全に走れる見込みを確認してから動かすことを優先します。
エンジンが始動することと、車体全体が良好なことは別
エンジンはかかった。
でもタイヤの空気が少ない、ブレーキの動きが渋い、チェーンが乾いている。
そんな状態なら、先に整えるべきものがあります。
久しぶりに乗るときほど、まず普通に走れる状態を確認する。
H.S factoryでは、再始動も「かかるかどうか」だけでなく、車体全体を安全に動かせるかという視点で考えます。
